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IBでトロント大学合格!必要なスコアの目安や科目選択の方法

IBでトロント大学合格!必要なスコアの目安や科目選択の方法

・トロント大学に行くには、IBスコアは何点必要?

・理系学部に進むなら、どの科目をどのレベルで履修すればいい?

海外大学の入試システムは複雑です。

ご家庭で調べても、本当に合っているか不安になってしまいますよね。

この記事では、トロント大学合格に必要なIBスコアの目安、学部ごとの科目選択の攻略法、IB生のメリットやリスクを解説します。

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トロント大学合格のIBスコア目安・外部試験との関係

IBでの大学進学を考える際、まず気になるのが合格ラインのIBスコアです。

まずはトロント大学進学のスコア目安と、TOEFLなど外部試験が免除になる条件について解説します。

トロント大学合格のスコア目安

トロント大学に関するIBの情報を調べると、30点台半ばが合格スコアという情報が目につきます。

しかし、この数字はあくまでトロント大学を目指せる最低ラインであり、学部によっては合格安全圏のスコアはもっと高いです。

後ほど学部ごとの解説をしますが、トロント大学の人気学部・プログラムにおいて、他の受験生と競えるIBスコア目安は、次のようになります。

学部・プログラム名IBスコア目安ポイント
コンピュータサイエンス30点台後半 〜 40点以上出願は30点台後半から可能だが、実際の合格者のスコアから40点前後が安全圏。
工学部30点台後半以上・特にEngineering Scienceを専攻するなら、40点以上が理想。
数学・物理・化学のHLでの高得点が必須条件。
商学部37点以上リーダーシップ経験や、経済学に必要な数学力も見られる。

※本記事におけるIBスコアの目安は、トロント大学の公式サイトに記載された出願要件や国際資格に関する説明、およびIBアカデミーが保有する過去データをもとに整理したものです。

参考:University of Toronto 公式サイト(International Baccalaureate 関連ページ)

https://www.artsci.utoronto.ca/future/ready-apply/admission-requirements/international-baccalaureate-ib

https://future.utoronto.ca/requirements-international-high-schools

https://www.utoronto.ca/about-u-of-t/quick-facts

最低ラインは非公開ですが、人気学部には世界中から優秀な生徒が集まります。

そのため、合格者のスコア傾向から上記の水準を目指すのが望ましいです。

志望する学部にはどれくらいのIBスコアが必要なのかを把握し、目標設定をするようにしましょう。

外部試験などが免除になるEnglishスコアの条件

IBの英語科目で高成績を収めれば、TOEFLやIELTSなどの外部の英語試験を受けずに済みます。

IBの英語学習そのものが、とてもレベルが高いものです。

そのため英語科目で良い成績を残せば、

この生徒には、大学の授業についていける英語力がすでにあるのだな。

と大学側に評価してもらえるのです。

必要なスコアは年度によって異なりますが、「English A: Literature(文学)」または「English A: Language and Literature(言語と文学)」で、スコア4以上を取ることが免除の条件となります。

まずは普段のIBの授業でしっかりEnglishの成績を取り、免除条件クリアを目指しましょう。

トロント大学人気3学部の攻略法【コンピュータサイエンス・工学部・商学部】

トロント大学で特に人気が高いのが、コンピュータサイエンス・工学部・商学部です。

それぞれの学部で合格するための攻略法を解説します。

コンピュータサイエンス:IB40点超えが理想の最難関

コンピュータサイエンス学部に合格するには、IBの合計スコア40点以上、時期やキャンパスによっては42点以上が求められます。

AIやITのブームの影響で、満点に近い学生たちがこの学部にこぞって出願しているからです。

特に数学(Math HL)の成績は厳しく見られ、スコア6~7を取ることが重要な条件となっています。

そのための覚悟と戦略を持って、受験に挑む必要があるのです。

工学部:合計点より数学・理科のHL履修が大切

工学部の合否でもっとも重要なのは、指定された科目をHL(上級レベル)で履修しているかです。

トロント大学の工学部のカリキュラムは非常にハードで、入学した時点でハイレベルな知識を持っていることが前提となります。

特に数学(Math AA)・物理・化学をHL(上級レベル)で履修しておくことが大切です。

SLでも出願自体は可能ですが、高い習熟レベルが求められます。

工学部を目指すのであれば、理数系科目をHLで選び、大学での基礎力を身につけておくことが大切だと知っておきましょう。

商学部:スコア+面接・追加エッセイがカギ

商学部ではIBスコアだけでなく、面接と追加出願書類の完成度も見られます。

商学部では学力だけでなく、リーダーシップやコミュニケーション能力といった力を重視しているからです。

勉強ができるだけの学生ではなく、将来ビジネスの現場で活躍できるスキルがあるかを見られています。

次のような課題で、生徒のスキルを測ります。

ビデオインタビュー:パソコンに表示される質問に回答、その様子を録画

ショートエッセイ:制限時間内に特定のテーマについて書く小論文

これらの課題に対応するために、課外活動でリーダー経験を積んだり、自分の考えを言葉で伝える面接練習をしたりといった準備が必要です。

トロント大学の合否を分けるIB科目選択

トロント大学の理系学部受験では、数学のレベル選択を間違えると出願資格を失ってしまうこともあります。

ここでは選ぶべき数学の種類とレベル、科目の組み合わせ方について解説します。

理系における数学科目の選び方

理系学部を目指すのであれば、数学の科目はAA(Analysis and Approaches)のHLかSL、もしくはAI(Applications and Interpretation)のHLを選びましょう。

トロント大学の理系学部では、微積分など数学理論を掘り下げるAAの内容が前提知識だからです。

数学は少し苦手だから、簡単なAIでSL(標準レベル)を選んで高いスコアを取ろう。

このように考えて高いスコアを取ったとしても、工学部やコンピュータサイエンス学部への出願はできません。

理系志望に合った数学科目の選択ができているか、しっかり確認しましょう。

大学評価を上げるHL(上級レベル)科目の組み合わせ

受験に関連する重要な科目をHLで履修しておけば、大学からの評価を上げられます。

HLはSLよりも学習内容がずっと深いので、大学の授業にもついていける力があることをアピールできるからです。

  • 理系学部を目指すなら数学と物理をHLにする
  • 文系学部なら英語や歴史をHLにする

このように、自分が学びたい分野とHL科目を合わせることが大事です。

大学が求めている科目かどうかを基準に、科目とレベルを選びましょう。

トロント大学におけるIB生のリスク【進級振り分け制度・合格取消し】

トロント大学入学後の成績で進路が決まる制度や、最終IBスコアで合格が取り消されるリスクも存在します。

ここでは、IB生・トロント大学ならではの注意点について解説しましょう。

進級振り分け制度「Subject POSt」とそのリスク

トロント大学への進学を考えるなら、「Subject POSt(サブジェクト・ポスト)」という制度について知っておきましょう。

これは入学1年目の成績によって、2年生以降に自分が希望する専攻に進めるかどうかが決まるというしくみです。

入学した人数に対して、人気の専攻の定員が少ない場合もあります。

そうなると学生どうしで席を競う必要があるため、この制度があるのです。

特にコンピュータサイエンス学部などの人気の専攻では、1年次に高い成績を取らなければその専攻に進めません。

入学した後も、しっかり勉強を続けなくてはいけないことを知っておきましょう。

条件付き合格後の合格取消しのケース

トロント大学合格の多くは条件付き合格であり、5月に行われるIBの最終試験の結果次第では、合格が取り消されてしまうリスクが稀にあります。

なぜかというと、先生が予測したスコアである「Predicted Grade」と同じくらいの学力が、最後まで維持されていることを前提に大学が合格を出しているからです。

もし最終スコアが予測スコアと大きくかけ離れていれば、「入学後に授業についていけない」と判断されてしまいます。

  • 最終スコアが予想スコアより大きく下がってしまった
  • 数学などの理系学部における必須科目の成績がかなり低下した

このような状態になると、合格取り消しの対象になる可能性もあります。

5月の最終試験が終わるまで、気を抜かずに勉強を続けましょう。

トロント大学進学で活きるIB生のメリット

リスクをお伝えしてきましたが、IB生には大きなメリットもあります。

ここでは、トロント大学進学におけるIB生のメリットについて紹介しましょう。

HL科目で高得点→大学1年の単位として認定

IB生の大きなメリットは、HL科目で5以上など優秀な成績を収めると、大学1年生の授業の単位として認められる場合があることです。

HLのカリキュラムがとても充実しているため、大学の初年度で学ぶレベルと同等であると大学側が評価してくれます。

そのぶん授業料を節約できたり、空いた時間で別の興味ある分野を学べたりと、大学生活の選択肢が広がるのです。

高校での頑張りが、大学での時間やお金の節約につながると覚えておきましょう。

※工学部など、一部学部ではIB科目による単位認定が認められない場合もあります。

IBスコア優秀者も対象になる奨学金制度

成績の良いIB生のメリットは、返済の必要がない入学奨学金をもらえるチャンスがあることです。

特別な申し込み手続きをしなくても、出願と同時に自動的に審査される奨学金も多くあります。

IB生を含めた成績優秀者向けの奨学金には、レスター・B・ピアソン国際奨学金などがあります。

スコアのわずかな差が、経済的なメリットにつながる可能性があります。

最後の最後までこだわって勉強を続けましょう。

トロント大学の実情とリスクを知って進学を目指そう

トロント大学合格に必要なIBスコア、合格するための戦略、IB生のリスクとメリットについて解説しました。

まとめ

  • IBスコアの目標は、学部ごとに必要なスコアに合わせて設定する
  • 理系学部は数学(AAまたはAI HL)が必須。HL科目の組み合わせで大学へアピールする
  • 合格=ゴールではなく、入学後の進級や単位認定も考えてスコアを伸ばす
  • 単位認定や奨学金などのメリットがあるので、活用を検討する

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