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IBでの医学部合格ガイド|大学の選び方や科目選択のコツを解説

IBでの医学部合格ガイド|大学の選び方や科目選択のコツを解説

・医学部を目指したいけれど、IB入試は何が有利なの?

・正しい科目選択の方法が分からない…。

・海外の医学部も考えたほうがいいのかな?

IB入試で医学部受験をどう攻略すべきか、不安に感じるご家庭も多いと思います。

この記事を読めば、IBを活用して医学部に合格するための方法や、失敗しないための科目選択・スコアの上げ方がわかります。

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IBスコアで狙える医学部がある大学のタイプ3つ

IB入試における合否の決め方は、大学によって異なります。

まずは医学部入試における3つのパターンを解説しましょう。

①IBスコアと面接中心の総合型選抜

1つ目のパターンは、最終IBスコアと面接での人物評価で合否が決まる、総合型選抜を導入している大学です。

総合型選抜(旧:AO入試)

大学が求める学生像と受験生が一致しているかを、書類・面接・小論文などで評価する入試方式です。

学力だけでなく、志望理由・高校時代の活動実績・入学後の学習計画といった、やる気や適性で評価されます。

多くの難関校でも採用されていて、普段の努力が評価につながる入試形式です。

一般入試のような筆記対策に時間を割かず、IBの課題や勉強に集中したいご家庭には、この入試形式が向いているでしょう。

②IBスコア+大学独自の筆記試験

2つ目のパターンは、IBスコアを足切り条件として用い、条件をクリアした生徒がその大学独自の筆記試験を受ける入試タイプです。

思考力をIBスコアで測り、医学部で必要な基礎学力を独自の筆記試験で確認します。

例えば、

  • 東北大学
  • 北海道大学

などです。

※試験の形式は年度によって変わることがあるため、最新の募集要項を必ず確認してください。

この入試タイプの場合、塾や予備校を活用した受験準備が必要になることが多いです。

IB以外の勉強時間も確保しなければならないため、お子様にとっての負担はかなり大きくなります。

過密なスケジュールを支えるために、ご家庭の協力を心がけましょう。

③IB+共通テスト受験が必須の国公立大学

IB生であっても、一般の受験生と同じように、共通テストを受けなければならない国公立大学もあります。

主に地方の国公立大学に多いパターンで、IBでの思考力だけでなく、基礎的な学力も同じように重視しているからです。

例として、

  • 鹿児島大学
  • 高知大学
  • 福島県立医科大学
  • 浜松医科大学

これらの大学が、この入試形式に該当します。

※試験の形式は年度によって変わることがあるため、最新の募集要項を必ず確認してください。

3つのタイプの中で最も負担が重くなるので、早い段階から学習スケジュールを立てて挑みましょう。

IBで医学部合格を目指すメリット

医学部の受験は、IBを活用すると一般受験とは違う道が見えてきます。

IBで医学部を受験するメリットを紹介しましょう。

取り組んだ活動や人間性も評価してもらえる

IBを活用した医学部の合否には、課外活動(CAS)課題論文(EE)などが大きく関わってきます。

医師になるには知識だけでなく、目の前の課題をどう解決するかという思考力や、周囲の人と協力しあう人間力が必要だからです。

IBでの経験は、医学部が求める医師としての適性を証明できるものになります。

  • 地域のボランティア活動での気づき
  • 自分で研究した論文の内容

これらが面接で高く評価され、合格となった生徒も多くいるのです。

知識を覚えるのが苦手なお子様でも、IBで磨いた自分らしさを活かせば、医学部合格を目指せます。

早めに受験を終えられる可能性がある

先に説明した通り、IBを利用した国内の医学部受験は、一般入試よりも早く合否が決まる総合型選抜も多いです。

総合型選抜の時期は、だいたい3年生の秋ごろです。

この早いスケジュールで受験を終えられるので、入学後の医学部での生活に備えられます。

IBを活用した総合型選抜は、忙しいプログラムを乗り越えたIB生の特権といえるでしょう。

国内・海外の医学部におけるIB生の選択肢

IBを取得すれば、国内大学だけでなく海外大学の選択肢も増えます。

日本と海外それぞれの医学部の特徴を知っておきましょう。

IBと親和性が高いイギリス・ハンガリーの医学部

日本の大学よりもIBを高く評価してくれるのが、イギリスやハンガリーなどの医学部です。

海外の医学部ではスコアだけでなく、IBで身につく思考力・英語で専門内容を議論できる力を評価しています。

そのため、日本のIB生も多く受験しているのです。

ハンガリーの有名大学

  • センメルワイス大学(ブダペスト)
  • デブレツェン大学(デブレツェン)
  • セゲド大学(セゲド)
  • ペーチ大学(ペーチ)

イギリスの有名大学

  • オックスフォード大学(オックスフォード)
  • ケンブリッジ大学(ケンブリッジ)
  • インペリアル・カレッジ・ロンドン(ロンドン)
  • ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(ロンドン)

IBの経験を活かせば、ハンガリーやイギリスでの医学部を目指せます。

医師免許獲得の費用と時間を抑えられる国内医学部

医師免許取得までの時間・学費の安さを考えるのであれば、日本国内の国公立大学で医学部を目指すのが最も良い選択でしょう。

海外の医学部を卒業して日本で医師になるためには、いくつかハードルがあります。

  • 「医師国家試験受験資格認定」という厳しい書類審査をパスしなければならない
  • 審査結果により、追加の試験や実習が必要になる場合もある

そのため医師になれるまでに、時間がかかるケースが多くあるのです。

一方で日本の医学部であれば、卒業と同時にスムーズに国家試験を受験でき、国公立大学なら他より学費を抑えながら医師を目指せます。

また学費についても、海外の大学や私立大学に比べれば、安くなることが多いです。

大学のタイプ6年間の学費の目安
日本の国立大学約350万〜414万円
日本の私立大学約1,850万〜4,621万円(平均約3,200万円)
ハンガリーの国立医学部授業料のみで約1,100万〜1,600万円前後(予備コース等を含めると最大約1,800万円)
イギリスの医学部5年制で約2,000万〜4,500万円最上位6年制だと約7,000万超

日本で働くための手続きや総額費用もふまえ、どの進路がベストかを考えることも大切です。

国内外両方を目指す戦略

日本の医学部のIB入試と、海外の医学部を併願する戦略もあります。

日本と海外では入試の時期がずれているため、両方を受けられるのです。

  • 多くの日本の医学部:秋から冬にかけて合否が決まる
  • 海外の医学部(ハンガリーなど):翌年の春から初夏にかけて試験が行われる

このようなスケジュールですので、万が一国内の受験が思うような結果にならなくても、海外大学へ再挑戦できます。

もちろん大学によって試験時期は異なりますので、国内外の大学を併願するなら各大学のスケジュールも確認して予定を組みましょう。

IBでの医学部入試で後悔しないためのチェックポイント

医学部受験のための科目選択や外部試験対策を間違ってしまうと、受験自体ができないということになりかねません。

入学前に確認しておくべき重要なポイントを把握しましょう。

科目のレベル選びで出願不可になるリスク

IBで選択する科目を間違えると、医学部の受験資格を失ってしまう場合があります。

その理由は、履修する科目・その学習レベルを指定している大学が多いからです。

一例として、次のような指定があります。

  • 化学・生物・物理からHL1科目以上
  • 数学はAAか、AIのHLを選択すること

このような大学側の指定条件をクリアしていなければ、出願ができません。

途中で科目を変更して良い成績を残すのは、非常に難しいです。

早い段階で学校や塾の先生に相談し、どのような科目・レベル選択をするべきかを決めましょう。

合格ラインの40点を目指すための学習環境

例えば国公立大学の医学部を第一志望にするなら、最終IBスコアの目標は40点以上にするのが現実的でしょう。

医学部のIB入試には優秀な生徒が集まるので、ハイスコアである40点に届いていれば、より合格に近づけます。

そのために必要な対策を考えましょう。

・先生からフィードバックをもらってレポートの質を高めよう!

・IBの塾で、学習スケジュールを管理してもらおう!

ご家庭で協力し、40点を一つの目標として学習環境を整えることが大切です。

TOEFL・IELTSの早期対策

IBの勉強とは別に、TOEFL・IELTSなど英語の外部試験で高いスコアを取ることも、医学部受験では求められます。

なぜならIBの成績だけでなく、外部試験のスコアも参考にして、本格的な英語力を大学側が確認するからです。

多くの大学にて、最低限の出願要件の目安は以下の通りです。

  • TOEFL iBTで72~80点
  • IELTSで5.5~6.0

ただし、医学部入試はとても難しく高倍率なので、合格者の多くはTOEFL iBT100点前後の高い英語力を備えています。

早くから対策を始め、余裕をもって英語力を高めていきましょう。

IBでの医学部合格のために今日からできること

IB生が医学部受験をするメリットや、科目選択で失敗しないための方法について解説しました。

まとめ

  • 面接重視、試験あり、共通テスト必須の3つのタイプから、お子様に合った大学を選ぶ
  • 共通テスト免除などを活かし、考える力を磨いてアピールすることが大切
  • 大学が指定する科目を履修し、40点突破を目指して学習環境を整える
  • 海外の医学部も併願し、医師になるチャンスを広げる

・今の点数で医学部に合格できるか不安…

・課題が多すぎて、医学部の対策まで手が回らない!

こんな悩みをお持ちなら、IB専門塾のIBアカデミーの個別指導や進路指導を活用しましょう。

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