IBスコアでオーストラリア大学進学!スコア帯ごとの入学可能な大学も解説

・今のIBスコアでオーストラリアの大学に行けるのかな…。
・IBの課題だけで手一杯。入試勉強までやるのはムリ!
・何点あればどのレベルの大学に入れるの?
難しい課題や試験勉強と戦っているIB生は、進路に関する不安は尽きないですよね。
この記事では、なぜオーストラリア進学がIB生に有利なのか、その理由と合格スコアの目安をわかりやすく解説します。
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目次
オーストラリアの大学受験でIBスコアが有利になる理由
オーストラリアは入試の負担が軽く、それでいて世界トップレベルの教育環境のため、IB生に人気な選択肢の一つです。
まずはなぜIB生にとってオーストラリア進学が有利なのか、そのメリットを3つ紹介します。
【追加試験不要】スコア提出で合否が決まるしくみ
オーストラリアの大学進学は、追加入試を受けず、IBスコアの提出だけで合否が決まることがほとんどです。
というのも、オーストラリアという国自体がIBを「大学で学ぶ力を十分に持っている証明」として高く評価しているため、このようなしくみになっています。

日本のように共通テストを受けたり、大学ごとの二次試験の対策をしたりする必要はほとんどありません。
最終スコア、あるいは卒業見込みの段階で出される予測スコア(Predicted Grades)を大学へ送るだけで審査が完了します。
日々のIBの勉強がそのまま合格につながるため、受験のストレスを抑えて進学を目指せるのです。
世界ランク上位校へも挑戦可能
オーストラリアには「Group of 8(グループ・オブ・エイト)」と呼ばれる、日本の東京大学や京都大学に匹敵するトップ8大学があります。
オーストラリアの大学はIBスコアのみで評価してくれるので、IBスコアをしっかり取っていれば、これら世界トップレベルの大学も夢ではありません。
世界ランキング上位の名門大学であっても、学部によっては平均より少し上のスコアで入学許可が出るケースも多くあります。
IBで日々積み上げた努力で、世界的に有名な大学を目指せる環境なのです。
学費と時間のコストパフォーマンスの良さ
IB生にとってのオーストラリアの大学進学は、時間と費用の両面でコストパフォーマンスが優れています。
その理由は、多くの学部が3年制であり、4年制である日本やアメリカよりも1年早く卒業できるためです。
オーストラリアの大学には「一般教養課程」がなく、入学してすぐに専門科目の授業が始まるカリキュラムになっています。
そのため時間的な節約になり、スピーディーに専門的な学びに取り組めるのです。

また3年で卒業できれば、1年分の学費と海外生活費の合計で数百万円が浮きます。
社会に出るまでの速さとトータル金額で考えると、時間と金額においてとても合理的な進学です。
オーストラリアの大学受験におけるIBスコア目安
自分のIBスコアで、どのレベルの大学に行けるかの目安を知っておくことも大事です。
ここではIBスコアの評価方法と、トップ校・中堅校それぞれの合格ラインについて解説します。
IBスコアの平均点を把握
IBスコアがどう評価されるのかを知り、お子様のスコアがどれくらいの位置にあるかを把握しておきましょう。
IBスコアと日本の偏差値は、基準が全く異なります。

・もっと高い点数じゃないとダメなのかな?
・あとどれくらいスコアが必要なのか分からない…
基準を理解していないと、正しい志望校選びができません。
日本の偏差値の真ん中が50であるように、IBスコアの世界平均点は約30点です。
30点を平均の基準として、志望大学がそれより高いレベルなのか、もしくは届きやすいレベルなのかを見ていきましょう。
トップ校(メルボルン大・シドニー大など):40点弱が目安
オーストラリアのトップ8大学「Group of 8」を目指すなら、IBスコア38〜40点以上が安全圏といえます。
世界中から優秀な学生が集まるため基準は高めですが、学部選びを工夫すれば、もう少し低いスコアでも手が届くチャンスが十分にあります。
医学部・法学部:41点以上の高いスコアが必要
文系学部・一部の理学部:30点台前半(31〜32点程度)で合格が出るケースも
しっかりIBに取り組めば、学部によっては30点台前半で十分に狙える範囲です。
大学名だけでなく学部も含めて検討すれば、名門大学にぐっと近づけます。
中堅〜実力派大学:20点台後半でも可能な選択肢
IBスコアが26〜29点であっても、オーストラリアの大学への進学の可能性が広がります。
実はオーストラリアの大学はほとんどが国公立なので、国全体の教育レベルが均一かつ高く保たれているからです。
ですので中堅大学といっても、看護・IT・観光・海洋学といった分野では、トップ校以上に世界的な評価を受けている大学がたくさんあります。
たとえばグリフィス大学やマッコーリー大学などでは、企業と連携した実践的なカリキュラムに定評があり、卒業後の就職率も高いのが特徴です。
IBスコアが平均の30点に少し届かなくても、世界で通用する学びと英語力を手に入れる選択肢はあります。
オーストラリアの大学受験でIBスコアが足りないときの救済策
オーストラリアの大学入試制度はとても柔軟で、スコア・英語力不足を補うための救済措置が充実しています。
現時点でスコアが足りなくても、諦めずに進学するための方法を紹介しましょう。
英語力が少し足りない場合:条件付き合格を活用

IBのトータルスコアは足りているけど、英語科目だけスコアが少し足りない…
このような場合でも、諦める必要はありません。
オーストラリアの多くの大学には「条件付き合格」という制度があります。
これは「入学する前までに、指定された英語力を身につけること」を条件として、入学枠を確保しておけるしくみです。
具体的な流れですが、大学に付属している語学センターなどで、入学前の10週間から20週間ほどで集中的に英語を学びます。
そこでコースを修了し基準をクリアすれば、そのままスムーズに大学へ進学できるのです。
英語力は後からでも伸ばせるということですので、出願をためらう必要はありません。
ファウンデーションコースを経由するルート
IBの最終スコアが合格ラインに届かない場合は、「ファウンデーションコース(大学予備科)」を経由するのがいいでしょう。
これは、大学入学前の約1年間を使って、下記のことを学ぶためのプログラムです。
- レポートの書き方
- プレゼンテーション
- 専門科目の基礎
このコースで一定の成績を修めれば、提携している大学に入学できるしくみになっています。

IB DPが取れなかったり、スコアが足りなかったりしても、このコース経由でトップ校へ進学することも可能です。
一度のテストの結果に関わらず、リカバーできるしくみが整っています。
オーストラリアの大学進学に向けてやるべき準備
オーストラリアへの進学を成功させるためには、早めに動き出すべき手続きや計画があります。
ここでは、直前になって慌てないための準備を確認していきましょう。
Predicted Grade(予測スコア)を学校に確認
まず高校の先生に相談し、出願に使うための「Predicted Grade(予測スコア)」を算出してもらいましょう。
海外大学の出願は、最終試験の結果前に先生が算出する、このPredicted Gradeで合否判定を行うのが一般的です。
高校2年生の終わりから3年生の初め頃にはこのスコアをしっかりと把握し、それをもとに「チャレンジ校」と「安全校」に分けてリストを作成しましょう。
現状の自分の立ち位置をはっきりさせることが、無理のない進路決定への第一歩です。
費用のシミュレーションと準備
次に行うべきなのは、学費と生活費を合わせた総額を試算し、円安などの動きも計算に入れた資金計画を立てることです。
大学のある都市によって、家賃などの生活費が大きく異なります。
また為替レートの変動によって、支払う金額が予想以上に膨らむ可能性もあるからです。

日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学金などが使えるケースも多くあります。
出せる金額と支援制度の両面をしっかり確認し、組み合わせて資金計画を立てましょう。
複雑な手続きはエージェントへ早期相談
IB入試の要件確認やビザの申請は非常に複雑なので、プロである留学エージェントに相談しましょう。
大学や学部ごとに履修科目の条件が決まっています。
これら条件は英語の公式サイトに小さく書かれていることが多く、慣れていない人が判断すると出願ミスとなり、合格を取り消されてしまうリスクもあるからです。
留学エージェントに頼れば、お子さんのスコアや履修科目に合わせ、合格の可能性が高い大学や正しい出願方法を提示してくれます。
失敗のリスクを避け、最短ルートで進学準備を進めるために、プロの話を聞くことから始めてみましょう。
IBスコアはオーストラリア大学進学のパスポート
IBスコアを使ったオーストラリアの大学進学のメリットと、合格への戦略を解説しました。
まとめ
- 入試の勉強が必要なく、日々のIB学習がそのまま合格に直結する。
- 3年間で卒業できるため、時間と学費のコストパフォーマンスが抜群。
- 万が一スコアが足りなくても、条件付き合格などの救済策でリカバー可能。

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