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横浜国際高校の国際バカロレアコースを解説!国際科との違いや受験対策も完全ガイド

横浜国際高校の国際バカロレアコースを解説!国際科との違いや受験対策も完全ガイド

・横浜国際高校の国際バカロレアコースってどんな特徴があるの?

・国際科と国際バカロレアコースの違いは?

・特色検査の対策ってどう進めればいいの?

公立高校でグローバルな教育が受けられる、横浜国際高校の国際バカロレアコースですが、カリキュラムや入試制度に対して不安を感じてしまうのは当然ですよね。

この記事を読めば、横浜国際高校の国際バカロレアコースの強み・国際科との選び方の違い・合格のために中学生のうちからやるべき準備が分かります。

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横浜国際高校の国際バカロレアコースの魅力

横浜国際高校の国際バカロレアコースは、公立でありながらグローバルな教育を受けられる魅力的な環境です。

まず国際バカロレアコースの特徴・学習環境についてご紹介します。

日本語で深く理解できる「日本語DP」

横浜国際高校の国際バカロレアコースの大きな特徴は、一部の主要科目を日本語で学べる「日本語DP」を取り入れていることです。

国際バカロレアでは、ものごとを深く考え抜く力が必要になります。

そのため英語に不慣れな生徒でも、一部の主要科目を母語である日本語で学ぶことで、ハイレベルな探究活動ができるのです。

  • 日本語:日本語A、歴史、生物・物理・化学、音楽 など
  • 英語:English A/B、数学 など

英語力に自信がない中学生でも、一部科目を日本語で理解できるカリキュラムです。

帰国生と国内生が一緒に学ぶ少人数制

国際バカロレアコースは1学年25名程度(一般募集20名・海外帰国生5名)の少人数制を採用しています。

授業は講義形式ではなく、生徒どうしのディスカッションやプレゼンテーションが中心です。

そのため生徒一人ひとりに先生の目が行き届き、きめ細やかな環境にするため、少人数制になっています。

この人数のなかで、帰国生と国内生が一緒に取り組み、さまざまな価値観を共有し合っているのが魅力です。

公立の高校でありながら、海外のインターナショナルスクールのような環境が整っています。

横浜国際高校の「国際科」と「国際バカロレアコース」の違い

横浜国際高校には「国際科」と「国際バカロレアコース」の2つがあり、どちらを選べばいいのか迷う方も多いです。

ここではそれら2つの授業スタイルや英語力の目安、コースの選び方を解説します。

【授業内容】日本の教科書か探究授業か

国際科と国際バカロレアコースの大きな違いは、学ぶ内容の深さ・成績のつき方です。

国際科が日本の教科書に沿って英語を学ぶのに対し、国際バカロレアコースは独自のルールで授業が進んでいきます。

国際科の特徴

  • 日本の教科書で学び、定期テストの点数が成績に影響する 
  • 英単語や文法の暗記など、与えられた課題をこなす学習が中心

国際バカロレアコースの特徴 

  • テストの点数だけでなく、口頭発表や学外活動も大きく評価される 
  • 最大4,000語の課題論文(EE)を作成し、探究の深さが評価される
  • TOK(知の理論)という哲学的な学びもある

コツコツ暗記してテストの点を取るのが得意なら国際科、ひとつのテーマを深く調べるのが好きなら国際バカロレアコースが向いています。

【英語力】入学時に必要なレベルの違い

国際科と国際バカロレアコースでは、入学の段階での英語力にも違いがあります。

国際科の入試では、英語の点数が合否に直結するため、ある程度の英語力が必要です。

一方で国際バカロレアコースでは、語学力そのものよりも「英語でものごとを考える力」を重視しているため、入学段階での高い英語力は必須ではありません。

国際科の英語力の目安

  • 中学の基礎内容が固まっている
  • 英検準2級〜2級程度の英語学力を持つ生徒が集まる

国際バカロレアコースの英語力

  • 現時点で英語が完璧である必要はない
  • 自分の意見を伝えようとする姿勢が評価される

国際科は英語の成績が、国際バカロレアコースでは「英語を使ってどんなことを学びたいか」という姿勢が大切です。

国際科と国際バカロレアコースの選び方

お子さんの性格や勉強のやり方によって、どちらのコースが向いているかが分かれます。

すでに解説した通り、取り組むカリキュラムや授業形式が異なるので、合う合わないもお子様の性格などが影響するのです。

国際科が向いている生徒の特徴

  • 課題やドリルをきっちりこなすのが得意
  • 講義型の授業でも苦にならない

国際バカロレアコースが向いている生徒の特徴

  • 知的好奇心が旺盛で、疑問を追求するのが好き
  • スケジュール管理がしっかりできる

学力や成績だけでなく、性格をしっかり見極めてコースを選びましょう。

横浜国際高校の国際バカロレアコースについて保護者が知っておくべきポイント

横浜国際高校の国際バカロレアコースは魅力的ですが、学費やサポートの方法は気になるポイントです。

保護者の方に知っておいていただきたい、学費やご家庭での関わり方などについて解説しましょう。

公立校ならではの良心的な学費

横浜国際高校の国際バカロレアコースは、私立のインターナショナルスクールなどに比べると学費が抑えられます。

なぜなら同校は神奈川県立の公立高校ですので、基本的な授業料は公立高校の費用感となるからです。

公立校としての基本費用に加え、国際バカロレアとしての教材費・研修費などの追加費用が、年間10〜20万円台でかかる程度になります。

家計の負担を抑えながら、グローバル教育を受けられるのが大きな魅力でしょう。

※学費は年度によって変更になる場合があります。必ず説明会などで確認しましょう。

課題の多さ・タイムマネジメントの重要性

国際バカロレアコースに入ると、課題が多くて大変に感じる場面が必ずあります。

  • レポート
  • プレゼン準備
  • 課題論文(EE)
  • ボランティアなどのCAS活動

日ごろの勉強に加え、これらの長期課題にも取り組まないといけないからです。

そのためスケジュール管理をさぼってしまうと、あっという間に追い込まれてしまいます。

勉強面だけでなく、自分の時間をコントロールする管理スキルも鍛えていく必要が出てくるでしょう。

ご家庭でのサポート方法

国際バカロレアで学ぶなら、親も英語や専門科目を理解できたほうがいいのかな?

このように思うかもしれませんが、その必要はありません。

国際バカロレアの課題は専門的な内容が多く、保護者が手伝えるレベルを超えていることが多いです。

国際バカロレア生の保護者様からは、次のような意見が多く聞かれます。

「勉強面は学校や塾に任せている」

「生活リズムを整えることと、メンタル面のケアでサポートした」

お子様の生活に無理が生じないよう、食事や睡眠時間の管理、悩みを聞いてあげるなどでサポートしてあげましょう。

横浜国際高校の国際バカロレアコースからの進学ルート

横浜国際高校の国際バカロレアコースで身につく力や資格は、大学入試に活かすことが可能です。

国際バカロレア修了後の進学ルートについて解説します。

総合型選抜で難関大学へ

国際バカロレアコースを終え、国内の大学を目指す生徒は「総合型選抜(旧・AO入試)」での受験で有利になります。

総合型選抜(旧・AO入試)

ボランティア・留学・資格取得など、学校の勉強以外の成果を大学に評価してもらい、入学する方法です。

国際バカロレアでも、CASなどの社会と関わる取り組みが評価され、有名大学への進学を決める生徒もいます。

慶應義塾大学・早稲田大学・筑波大学などの難関大学も、国際バカロレア生用の総合型選抜の枠を設けているのです。

国内大学に入りたい国際バカロレア生は、一生懸命取り組んで合格を目指しましょう。

海外大学への進学という選択肢

国内大学だけでなく、海外大学へ進学できる可能性もあります。

国際バカロレア修了で手に入るIB DP(ディプロマ資格)は、多くの海外の大学入試で評価される資格だからです。

横浜国際高校から海外大学へ進学する生徒は多く、1学年から10名以上が海外進学した年もあります。

横浜国際高校の海外大学への進学実績

  • サリー大学(イギリス)
  • グリフィス大学(オーストラリア)
  • 高麗大学(韓国)など

語学力はもちろん、海外大学が重視する探究力も鍛えられるため、海外大学を目指したいお子様にとってはうってつけの高校です。

国際バカロレア資格が取れなさそうな場合の選択肢

国際バカロレアの課題や試験についていけなくなり、カリキュラムを最後までやり切れないと感じた場合でも、進路を諦める必要はありません。

なぜなら横浜国際高校は日本の公立高校なので、国際バカロレアを挫折してしまっても、単位要件を満たせば高卒資格は取れるからです。

先生と相談しながら進路を考え直すなど、柔軟な選択ができます。

状況に合わせた軌道修正ができることを覚えておきましょう。

横浜国際高校の国際バカロレアコースに合格するための準備

横浜国際高校の国際バカロレアコースに合格するためには、一般的な公立高校の受験勉強に加えて、専用の対策が必要になります。

合格の目安となる成績・試験内容・中学生のうちから始めておきたい学習スケジュールを把握しましょう。

合格ラインの内申点・偏差値の目安を把握

中学生のうちから内申点を高く保ち、模試で安定した偏差値を取れるよう努めましょう。

何点以上なら受かるという基準はありませんが、直近の合格者のデータを見ると、内申点は通知表でほぼオール4以上、神奈川全県模試で偏差値は60前後がひとつの目安になっています。

中学3年生になってから焦るのではなく、1・2年生の段階から内申点を上げておくことが大切です。

特色検査と面接の傾向を知る

5教科の学力試験に加え、特色検査(自己表現検査)という試験も導入されており、これをどう乗り切るかが合否を左右します。

この検査では知識問題だけでなく、思考力や表現力が必要な問題が出されるからです。

特色検査の対策

過去問演習の徹底: 神奈川県教育委員会が公開している過去の正答例を解き、出題形式に慣れましょう。

情報を可視化する練習:特色検査は情報量が多いため、表や図を自分で書いて整理する練習が必要です。

英検での土台作り:特色検査レベルの英語長文読解に対応できるよう、中2〜中3前半までに、英検準2級〜2級程度の力をつけておくと有利になります。

時間配分のシミュレーション:難易度が高く時間不足になりやすいため、模試などで解くべき問題・捨てる問題を瞬時に判断する練習をしましょう。

学力試験にプラスされるものですので、両立できるスケジュールを組むことも大切です。

中学1・2年からの情報収集

中学3年生になってから慌てて動き出すのではなく、できるだけ早い時期から準備を始めましょう。

  • 学校の情報集め
  • 英語力アップ
  • 特色検査の対策

これらを早くから計画的に進めなければ、合格できる可能性が下がってしまいます。

中学1・2年生のうちに学校説明会に参加したり、英検取得の計画を立てることが必須です。

合格から逆算してスケジュールを立て、余裕を持って受験勉強を進めましょう。

横浜国際高校の国際バカロレアコース受験に向けた計画

横浜国際高校の国際バカロレアコースの魅力や、合格に向けた計画を解説しました。

まとめ

  • 英語の成績以上に、深く探究したいという意欲が大切
  • お子様の性格に合わせ、国際科か国際バカロレアコースを選ぶ
  • たくさんの課題を乗り切るための自己管理スキルを身につける
  • 総合型選抜や海外進学を視野に入れ、早めに進路の戦略を立てる
  • 中1・中2の段階から内申点をしっかり取り、特色検査の準備も始める

・今の英語力で授業についていけるかな?

・特色検査って家庭でどう対策すればいい? 

・課題と受験勉強の両立ができるか不安…。

このようなお悩みがありましたら、ぜひ国際バカロレア専門塾のIBアカデミーへご相談ください。

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