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IBスコアで狙える大学一覧!海外・国内の進学戦略をプロが解説

IBスコアで狙える大学一覧!海外・国内の進学戦略をプロが解説

・今のIBスコアでどの大学が狙えるんだろう?

・早慶や国公立を目指すなら何点必要なの? 

・スコアが下がってしまったらどうすればいい?

お子様のIBスコアでどの大学を目指せるのか、気になりますよね。

この記事では、スコア帯別の国内外の大学一覧と、入学のための攻略法を解説します。

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海外大学のIBスコア目安と難易度一覧

海外大学への進学を考えるなら、志望校のIBスコアの目安を知っておくことはとても大切です。

世界的なトップ校から進学しやすいルートまで、スコア帯ごとの海外大学例を紹介します。

【スコア38〜45】アイビーリーグ・オックスブリッジ・トップ校

最終的なIBスコアで38〜45点が取れれば、世界の最難関大学への挑戦が可能です。

アメリカのアイビーリーグ(アメリカの名門私立大学のグループ名)やイギリスのオックスブリッジといった名門校が目指せます。

■IBスコア38~45で挑戦できる海外大学

グループ具体的な大学例IBスコア目安
オックスブリッジ・オックスフォード大学
・ケンブリッジ大学
40〜42点
アイビーリーグ・ハーバード大学
・プリンストン大学
・イェール大学
・コロンビア大学
・ペンシルベニア大学
・ブラウン大学
・ダートマス大学
・コーネル大学
40〜45点
ロンドン名門大学・インペリアル・カレッジ・ロンドン
・ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
38〜42点
アジアのトップ大学・シンガポール国立大学38〜43点

これらの大学を目指すなら、高スコアを確保したうえで、エッセイや課外活動など+αで差をつける戦略が必要です。

【スコア32〜37】UCL・トロント・メルボルン・アメリカ州立大

32〜37点が取れると、各国のトップクラスの大学や、アメリカの有名州立大学などがターゲットになります。

IBスコアの平均は例年30点前後と言われているので、32点以上で「世界の平均よりも優秀な学力」と評価されるからです。

35点を超えると、海外の上位大学でも十分に戦えるので、出願できる大学の数が増えます。

■IBスコア32~37で挑戦できる海外大学

エリア具体的な大学例IBスコア目安
イギリス・ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
・マンチェスター大学
34〜38点
カナダ・トロント大学
・ブリティッシュコロンビア大学
32〜36点
オーストラリア・メルボルン大学
・シドニー大学
31〜36点
アメリカ・カリフォルニア大学
・ミシガン大学
35点前後

このように、30点台中盤でカナダ・オーストラリアのトップ校、イギリス・アメリカの名門校への進学が可能になります。

まずは「35点」を目標とし、海外大学進学への可能性を見出しましょう。

【スコア24〜31】ファウンデーションコース・コミュニティカレッジ経由の進学

24〜31点のスコア帯であっても、海外大学への入学は可能です。

海外大学への受験方法には、留学生や成績が足りない学生のためのルートが充実しています。

IBスコアが卒業最低ラインの24点以上あれば、これらのルートに乗れるのです。

代表的な2つのルートを紹介します。

■ファウンデーションコース(イギリス・オーストラリア)

大学で約1年間、英語や基礎科目を学ぶ大学準備コースです。

ここで良い成績をとれば、そのままその大学・学部に進学できます。

■コミュニティカレッジ(アメリカ)

公立の2年制大学のことです。

ここで2年間学んで高い成績をとることで、アメリカの名門大学の3年次に編入できます。

24〜31点は、実力をつけて逆転合格を狙えるスコア帯だと考えましょう。

日本国内大学のIBスコア目安と難易度一覧

日本国内の大学でも、IBを活用した入試が広がっています。

スコア帯ごとに、どのような国内大学が合格圏内なのかを確認しましょう。

【スコア38〜45】東大・京大・医学部・早慶上位学部

38〜45点のスコアは、国内でも最難関大学に手が届くレベルです。

出願条件として、「38点以上」や「42点以上」というIBスコアを掲げているケースが多く、IBを活かして受験したい場合はこれらのスコアを目指すことになります。

■IBスコア38~45点で挑戦できる国内大学

大学・学部IBスコア目安知っておくべきポイント
東京大学
京都大学
40〜45点・東大の推薦や京大の特色入試で、IBを活用します。
・京大医学部では42点以上が出願要件になるなど、非常に高い水準のスコア帯です。
【国公立医学部】
・東北大学
・筑波大学
・岡山大学
・横浜市立大学
38〜40点以上理数系科目でのHL履修や高成績も必須条件です。
早稲田大学慶應義塾大学39〜41点早稲田の政治経済学部、慶應の法学部・経済学部といった学部では、40点前後が基準になります。

このスコア帯なら、本来猛勉強が必要な難関大学にも書類選考・面接で挑めます。

【スコア30〜37】旧帝大・早慶上智・GMARCH・筑波・関関同立

IBスコア30〜37点は、多くの有名大学が目指せるボリュームゾーンです。

世界平均30点を超えているので「基礎学力は十分についている」と評価されるため、多くの大学がこのラインを合格の目安にしています。

■IBスコア30~37点以上で挑戦できる国内大学

大学スコア帯傾向と対策
【国公立】
・大阪大学
・東北大学
・筑波大学

【私立】
・早稲田大学
・慶應義塾大学
・上智大学
35〜37点・難関国公立や、早慶の多くの学部でスコア利用が可能です。
・上智大学などでは、学部によって必要なスコア帯が大きく異なります。
【国公立】
・北海道大学
・九州大学

【私立】
・明治大学
・立教大学
・青山学院大学
・同志社大学
32〜34点・英語力(TOEFL/IELTS)も磨けば、上位校への逆転も可能です。
・GMARCH
・関関同立
立命館アジア太平洋大学
30〜31点・多くの有名私大の出願資格をクリアできます。
・面接や志望理由書の内容次第で、十分に合格可能です。

30点で有名私大、35点以上で国公立・早慶へとターゲットを広げられます。

【スコア24〜29】日東駒専・地方国公立・IB資格活用校

24〜29点のスコア帯であれば、「日東駒専」と呼ばれる有名私立大学・地方国公立大学への出願が可能になります。

このレベルの大学入試では、スコアの高さよりも「IB DPを取得した学習意欲」「英語力」「探究心」を評価する傾向が強いです。

そのため最低合格点の24点であっても、面接や志望理由書で勝負ができる可能性はあります。

■IBスコア24~29点以上で挑戦できる国内大学

グループ具体的な大学名
日東駒専・東洋大学
・日本大学
・一部の学部で、IB資格を出願要件として認めています。
IB活用校・武蔵野大学
・神田外語大学
・武蔵野大学のグローバル学部などはIB生に人気があり、スコアよりも人物重視の入試が行われます。
地方国公立・長崎大学
・高知大学
学部によっては、共通テスト免除や、低いスコア基準での出願枠を設けている場合があります。

IBスコア24点〜29点でも、取り組みや意欲次第で大学へアプローチできます。

国内大学と海外大学で異なるIBスコアの扱い

海外大学と日本の大学とで、IBスコアの扱いが大きく異なります。

この違いを理解しておくと、ご自身のスコアに合わせた出願戦略が立てやすくなるでしょう。

海外大学:「足切り点」として使用

海外大学の進学において、IBスコアは合否を決める「足切りライン(最低基準)」として扱われます。

特にイギリスやオーストラリアの大学では、この傾向が顕著です。

これらの国では「条件付き合格(Conditional Offer)」という独自の合格システムを採用しています。

これは、大学側が受験生に対して「最終試験でこの点数以上を取れたら、正式に入学を認めます」と約束するしくみです。

たとえば「合計38点以上、かつ数学で7点を取ること」という条件を、志望校が提示しているとします。

もしお子様の最終スコアや数学のスコアがこの条件を下回ると、たとえ他の科目のスコアが良くても合格取り消しになってしまうことがほとんどです。

海外進学を目指す場合、目標スコアは努力目標ではなく、絶対にクリアしなければならない条件と認識して準備を進めましょう。

国内大学:総合型選抜のアピール材料

海外大学とは違い、国内大学受験でIBスコアは「学ぶ力・考える力の証明」として評価されます。

日本の大学が求めているのはスコアの高さだけでなく、IBのカリキュラムを通して身についた「探究心」「論理的思考力」だからです。

そのためスコア要件をクリアしていれば、書類審査・面接では次のような内容で合否が決まることも多くあります。

  • Extended Essay(課題論文)で何を書いたか
  • TOK(知の理論)でどう考えたか
  • CAS(学外活動)でどのように社会と関わったか

国内大学を目指すなら、IBでの経験や考え方を伝える対策が合格へのカギとなります。

IBスコアを活かして「国内・海外」を併願するパターン

IBの大きなメリットは、国内と海外の大学を併願できることです。

ここでは、IB生の併願スケジュールと戦略を紹介します。

【帰国生・英語が得意】海外を本命・国内を秋入学で併願

英語力に自信があるお子様、インターナショナルスクール出身のお子様におすすめなのが、海外大学を第一志望にしつつ、国内大学の秋入学(9月入学)を併願するパターンです。

海外大学出願と国内大学の秋入学はスタート時期が同じであるため、滑り止めや本命の進学先をスムーズに確保できます。

■国内外大学の併願スケジュール

海外大学に出願(11月〜1月)
まずは本命の海外大学へ出願します。
国内・秋入学に出願(1月〜4月)
海外の結果を待ちながら、国内の英語学位プログラムへ出願します。
合否が出揃う(5月〜7月)
両方の結果を見て、最終的に日本に残るか海外へ行くかを選択します。
④入学(9月)
どちらを選んでも、9月から大学生活スタートが可能です。

出願できるかは学校によって異なるので事前確認は必要ですが、一つの手段として把握しておきましょう。

【国内重視型】総合型選抜で年内合格・海外はチャレンジ校

国内大学への進学が第一だけど、海外大学も検討したい!

こういったご家庭には、推薦や総合型選抜で年内の国内大学合格を目指すプランがおすすめです。

推薦や総合型選抜での受験は、多くが秋に出願し、年内に合格が決まります。

早々に合格先を確保してしまえば不安が無くなるため、海外の難関大へも安心して挑戦することが可能です。

①国内大学に出願・受験(9月〜10月)
まずは自分の強みを活かせる、興味のある国内大学に集中します。
総合型選抜などの書類・面接対策に全力を注ぎましょう。
②国内大学に合格(12月)
年内に進学先が確定することで、精神的にとても楽になります。
③海外大学に挑戦(1月〜3月) 
滑り止めを考える必要がないため、本当に行きたい憧れの海外大学だけに集中できます。

推薦や総合型選抜を希望するなら、学業以外にもボランティアや資格取得などに取り組むことも大切です。

早い段階から準備し、計画的に受験に臨みましょう。

IBスコアを活かして志望校合格を掴むポイント

国内外の大学合格に必要なIBスコアの目安一覧と、スコアを活かすための戦略について解説しました。

まとめ

  • 海外は40点、国内は30点台を目安に、自分の持ち点に合った志望校を選ぶ
  • スコアの役割は海外では足切り、国内ではアピール材料
  • IBを活用して、国内外大学の併願も可能

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