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IBとAPの違いを比較!お子様に合うのはどちらか分かる完全ロードマップ

IBとAPの違いを比較!お子様に合うのはどちらか分かる完全ロードマップ

・IBとAPって何が違うの?

・海外の大学を目指すならどっちを選べばいい?

・うちの子にはどちらが向いているんだろう…

海外大学への進学やグローバルな教育環境を検討するとき、IBとAPどちらにするかで悩む方は多いです。

この記事を読めば、IBとAPの違い・お子様にぴったりの選択はどちらかが分かります。

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IBとAPそれぞれの特徴|日本の教育との違い

IB(国際バカロレア)とAP(アドバンスト・プレースメント)は海外大学を目指す際によく聞く名前ですが、その教育方針や目的は大きく異なります。

お子様の性格や将来の目標に合った道を選ぶために、まずはそれぞれの特徴を詳しく理解しましょう。

IBのプログラム:世界平和を目指すリーダー育成

IB(国際バカロレア)は世界中のどこでも共通の理念で学べるように作られたプログラムです。

その教育理念は、お互いの文化や違いを認め合い、平和な社会を築くリーダーを育てる「人間教育」にあります。

ですので卒業するためにはテストの点数だけでなく、ボランティア活動への参加や、正解のない問いについて深く考えるような哲学的な課題をクリアしなければなりません。

目先のテストの点数や偏差値だけを追い求めるのではなく、人間としての成長や魅力を磨き上げるのがIBだと把握しておきましょう。

APのプログラム:得意分野を大学レベルで先取りできる

AP(アドバンスト・プレースメント)は、大学レベルの授業を高校生が一足早く体験し、専門性を早くから高めるために生まれたプログラムです。

もともとは、高い教養を早くから身につけることや、大学卒業に必要な単位を早く取得することを目的に、エリート教育の一環として作られました。

たとえば経済学や統計学といった大学レベルの科目を高校生のうちに履修し、試験で良い成績を収めれば、大学入学後にその科目の学習を終えたものとして認めてもらえるというしくみです。

人間としての成長を大切にするIBと異なり、学びのスピードアップ・特定分野のプロフェッショナル化を重視しているのがAPと捉えましょう。

日本の学校教育とIB・APの違いを比較

日本の学校教育とIB・APの最大の違いは、「正解を暗記する」のか「正解のない問いを考える」のか、という点です。

日本の学校教育では、正解を覚える学習が中心になっています。

一方でIBやAPでは、「覚えた知識を使って、自分の意見を論理的に伝えられるか」という力が見られるのです。

■日本の学校とIB・APの違い

比較ポイント日本の学校教育IB/AP
学びのスタイル教科書の内容を覚える知識をどう使うか考える
テストの形式記号選択や穴埋めが中心文章を書いて提出するエッセイも多い
学ぶ姿勢先生の話を聞く自分で調べて意見をアウトプット
評価の対象正解を導けたかどうかなぜそう考えたかのプロセス

たとえば、歴史を例に挙げてみましょう。

日本の学校:事件が起きた年号や人名を答える問題が中心

IB・AP:「なぜその戦争が起きたのか、当時の社会情勢から論じなさい」といった、考えを文章にまとめる形式で出題

ただ授業を聞いてノートを取る受け身な姿勢ではなく、自ら考えて調べたことを、自分の言葉で発信していく姿勢が、IBやAPでは求められます。

IBとAPの学び方の違い

IBとAPの特徴と、日本教育との違いを解説してきました。

ここからはIBとAPの違いをさらに区別し、お子様に合った学び方を見つけるためのヒントを見ていきましょう。

IBの壁:3つの必修課題【TOK・EE・CAS】

IBの最も大きな特徴であり難関ともいえるのが、TOK・EE・CASという3つのコア科目です。

これらはただこなすだけの宿題ではなく、卒業資格の取得に必要な課題となっています。

■3つのコア科目

  • TOK(知の理論): 「知識とはそもそも何?」といった、正解のない問いを深掘りする哲学的な授業。
  • EE(課題論文): 自分で決めたテーマについて、約4,000語で書き上げる本格的な論文。
  • CAS(創造性・活動・奉仕): ボランティア活動・スポーツ・芸術などの課外活動に取り組み、その経験を記録する。

IBが目指す人間力を養うための大切な要素であると同時に、学習者にとって非常に大きなハードルになる課題です。

APの特徴:好きな科目だけ選べる自由選択型

APの学び方の特徴は、自分の興味や将来の進路に合わせ、好きな科目を自由に選べる「カフェテリア方式」です。

IBのように「バランスよく教科を選択しなければならない」という決まった型や必修の課題はなく、自分が必要だと思う1科目からでも、受講や試験に挑戦できます。

将来はエンジニアになりたい!

このような理系の生徒であれば、得意な微積分や物理だけを大学レベルの内容で学び、苦手な歴史や文学は選ばないといった作戦が可能です。

苦手な科目の克服に時間を取られることなく、自分の得意分野や才能を伸ばして勝負できるのが、APの最大の魅力といえます。

【タイプ別診断】IBとAPはどんな生徒に向いている?

IBとAPのどちらにするかで悩む保護者の方は多いです。

ここではそれぞれの特徴から、どんなタイプのお子様に向いているかを紹介します。

IBに向いている人:苦手分野にもコツコツ努力できるタイプ

全科目をバランスよく学びながら、長期的な課題にも粘り強く取り組めるお子様はIBが向いています。

文系・理系問わず幅広い科目が必修となっているうえに、2年間の長期学習プロセスが評価の対象だからです。

  • 苦手科目でも、赤点を取らないように計画を立てて自己管理できる
  • 手帳やアプリなどを使って毎日のタスクを整理するのが苦にならない

このようなタイプのお子様にはIBが向いているでしょう。

全体を広く浅く学び、社会で通用するバランスの取れた人材を目指す方にベストな選択肢です。

APに向いている人:得意分野に一点集中したいタイプ

好きなことにはとことん没頭できるけれど、興味のないことにはなかなか身が入らないお子様にはAPが向いています。

苦手な科目を避けて、自分の得意分野を大学レベルまで突き詰めることができる制度だからです。

数学なら何時間でも解いていられるけれど、国語の長文読解はやる気が出ない。

このように、特定の分野で才能を持つタイプのお子様には、APが合うでしょう。

将来は特定の分野でプロフェッショナルを目指したいお子様にこそ、おすすめできるプログラムです。

国内外両方を考えたいならIB・アメリカの大学に行くならAP

IBもAPも、海外大学への進学には強力な武器になります。

その上で使い分けを考えるなら、

  • 海外だけでなく国内の大学も検討したいならIB
  • アメリカの大学での早期卒業や節約を狙うならAP

という選び方がおすすめです。

IB:「世界共通の大学入学資格」として世界中の名門大学で認められつつ、日本の大学の総合型選抜(旧AO入試)でも高く評価される

AP:アメリカの大学において「すでに大学レベルの単位を取った」と見なされやすく、入学後の負担を減らせるメリットが大きい

将来の選択肢を広く持ちたいならIB、アメリカ一本で効率よく卒業したいならAPと把握しておきましょう。

IBとAPの違いをしっかり把握して正しい選択を

IBとAPのしくみ、それぞれの向き不向きについて解説しました。

まとめ

  • IBは人間としての総合力を磨く全人教育、APは得意分野を先取りする専門特化
  • TOKなど必修科目を含めて広く学ぶか、好きな科目だけに絞って学ぶか、お子様の性格との相性を見極める
  • 国内外を広く視野に入れたいならIB、米国での単位認定や効率化を狙うならAPを検討

・結局、うちの子の性格にはどちらが合っているの?

・英語での授業についていけるか不安…

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