慶應義塾大学のIB入試が5分でわかる!専門塾が併願方法やスコア別戦略を解説

・慶應義塾大学のIB入試って、普通の入試とどう違うの?
・IBスコアが何点あればいいのか分からない…。
・いつから、どんな準備を始めればいいのか知りたい!
IBの大変な課題に追われながら、大学入試のしくみを調べて戦略を立てるのは大変ですよね。
この記事を読めば、慶應義塾大学のIB入試に必要なこと・スコア別の併願方法・いつから何に取り組むべきかという準備がわかります。
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目次
慶應義塾大学のIB入試と他の入試の違い
慶應義塾大学の入試にはさまざまな方式がありますが、IBで学んだ経験を活かせるIB入試があります。
まず慶應義塾大学とIB生の相性の良さや、IB入試のしくみと一般入試との違いを確認しましょう。
IB生が慶應義塾大学の入試に向いている理由
慶應義塾大学が必要としている学生像は、IBでの学習と重なる部分が多くあります。
慶應義塾大学の理念の一つである「自我作古(じがさっこ)」は、新しいことに勇気を持ってチャレンジする精神のことです。
【自我作古】
「我より古を作す(われよりいにしえをなす)」と訓み、前人未踏の新しい分野に挑戦し、たとえ困難や試練が待ち受けていても、それに耐えて開拓に当たるという、勇気と使命感を表した言葉で、義塾の信条となっています。
IBで様々な課題にチャレンジしてきた経験は、この精神と重なります。
IBで頑張ってきたことが、慶應義塾大学の求める学生像と一致するため、IB生は受験するのに向いているといえるのです。
IB入試と一般入試の違い
一般入試や他の推薦入試と比べ、慶應義塾大学のIB入試は性質が大きく異なります。
まず、出願できる人が日本国内でIB DP資格をすでに取得した人に限られているのです。(取得見込みは対象外)

その中で法学部では、法律学科・政治学科それぞれ10名で合計20名と、非常に限られた枠になっています。
また一般入試のように、何点取れば合格という学力テストではありません。
- 志望理由書などの書類選考
- 論述試験
- 面接
これらの試験で、総合的に評価されます。
枠数こそ少ないですが、高校でIBに真剣に取り組めば、一般受験生にはないチャンスを手に入れられるのです。
IB入試と帰国生入試の違い
慶應法学部のIB入試は、国内の高校・インターナショナルスクールでIB資格を取った生徒のための入試方式です。
一方で帰国生入試は海外の高校に通っていた期間が条件になるため、別の入試だということを理解しましょう。
次の表のように対象者が分かれています。
| 入試方式 | 対象者 | 条件のポイント |
|---|---|---|
| 帰国生入試 | 海外の高校出身者 | 海外の学校への在籍歴 |
| IB入試 | 国内のIB認定校出身者 | 国内でのIB DP取得 |
慶應義塾大学でIBを活かせる学部プログラム(法学部・PEARL・GIGA)
慶應義塾大学には、IBの学びや経験を活かせる学部・プログラムがあります。
ここでは、日本語で学ぶ「法学部」と、英語で専門分野を学ぶ「PEARL」「GIGA」を紹介しましょう。
法学部の特徴【IB入試で入学する日本語プログラム】
慶應義塾大学の学部で、IB入試という名称の入試を設けているのは、2026年度段階で法学部のみです。
入試自体はIB入試の体制ですが、入学後は日本語で法律や政治を学べます。
慶應義塾大学のIB試験内容
一次選考:書類審査
・IB最終試験の成績評価証明書
・TOEFL iBTまたはIELTSのスコア(提出必須)
・志望理由書、推薦状、高校の成績証明書などを総合的に評価
二次選考:論述試験・面接
・与えられた文章等を読んで自分の考えを書く論述試験
・志望理由書の内容やIBでの取り組みを聞く面接
国内のIB生にとって、これまでの学びを活かせる入試方式といえます。
PEARL(経済学部)【英語で経済学を学べる】
全授業が英語で行われる、経済学部のPEARL(パール)プログラムも、IBを活かせる入試方式です。
PEARLプログラムは、IB DP・SAT・ACTなどのいずれかのスコアで出願できる入試方式なので、IBスコアも活用できます。
また出願するには、IBスコアに加えてTOEFL・IELTSなど英語資格の提出も必要です。

大学側が公表している目安のスコアはありませんが、合格した先輩たちはTOEFL iBTで90点台後半〜100点以上を取得しています。
高い英語力とIBでの経験を活用できる、魅力的な入試方式です。
GIGA【英語で先端領域を学べる】
国際戦略や社会イノベーションなどを英語で学びたい生徒には、SFC(総合政策学部・環境情報学部)のGIGA(ギガ)プログラムがいいでしょう。
GIGAは、留学生や帰国生など様々な学生が集まる英語学位プログラムです。
総合型選抜入試での出願時にIBスコアを含む資料(プレゼン動画・自己PR・推薦状など)を提出し、総合的に評価されます。

SFCは文系・理系にとらわれないカリキュラムが特徴で、正解のない問題に挑む姿勢を大切にしています。
これは、IBでのCASなどの探究活動と非常に相性が良いです。
英語で国際的な研究を深めたいIB生に合っている学部といえます。
慶應義塾大学との併願校選び|IBスコア別の戦略
万が一に備え、他の大学も併願することがとても重要になります。
ここでは取得IBスコアの目安ごとに、どのような大学を併願すればよいかを確認しましょう。
IB入試がある他大学との併願と注意点
慶應義塾大学だけに絞り込まず、IB入試を実施している他大学も受験しておくのが安心です。
なぜなら最終IBスコアは試験が終わるまで予測しづらいので、一つの大学に絞ってしまうのはリスクが高いからです。
秋頃から出願が始まるケースが多く、受験のタイミングをずらすことで併願ができます。
どこか進学できる大学を確保できるよう、併願の組み合わせを話し合っておきましょう。
IBスコア38以上の出願例
最終IBスコアで38点以上が期待できるなら、かなり広く併願スケジュールを組めます。
このスコア帯であれば、国立や私立問わずハイレベルな大学を併願可能です。
- 早稲田大学
- 国際基督教大学(ICU)
- 大阪大学
- 東北大学
- 筑波大学
高いスコアを武器にして、幅広く併願計画を立てましょう。
IBスコア30点台半ばの出願例
スコアが30点台の前半から半ばくらいになりそうな場合でも、現実的な併願の計画を立てられます。
なぜなら、スコア以外の取り組みや努力も評価してくれる総合型選抜を実施している大学もあるからです。
- 立命館大学
- 明治大学
- 創価大学
- 鹿児島大学
- 玉川大学
これらの大学も調べてみましょう。
併願の選択肢を準備しておくことで心にゆとりが生まれ、受験に向けて集中できます。
慶應義塾大学のIB入試に向けたサポートと準備
慶應義塾大学のIB入試に合格するためには、ご家庭でのサポート・スケジュール管理が欠かせません。
面接や書類選考に向けたご家庭でのコミュニケーションや、高校1・2年生から始めるべき準備を紹介します。
志望理由書・小論文・面接対策における家庭でのコミュニケーション
志望理由書や面接で話す内容を作るとき、子どもの考えを引き出す役割に徹するのがいいでしょう。
慶應義塾大学の小論文や面接では、知識よりも「どう深く考えて行動してきたか」という思考力や活動が見られます。
きれいに整えただけで中身が伴っていない内容は、すぐに見抜かれてしまいます。

・どうしてそのテーマを選んだの?
・活動で大変だったときにどう考えた?
・他の大学じゃなくて慶應義塾大学がいい理由は?
このような問いを投げかけ、お子様の意見を引き出してあげてください。
適度な距離感と対話で考えを深めることが、面接・小論文対策になります。
入試スケジュールの目安と必須タスク
慶應義塾大学のIB入試に向けては、ゴールから逆算した準備を高校1・2年から進めることが大切です。
出願要件には、準備や取得に時間がかかるものが多くあります。
- TOEFLなどの英語スコア
- CAS活動の記録
- EE(課題論文)の執筆
ですので1年生の段階から、3年間全体のロードマップを作成していきましょう。

・高2の冬までにTOEFLの目標スコアをクリアする!
・高3の夏は志望理由書の作成に集中する!
入試までのスケジュールをしっかり把握し、早めに必要なことを終わらせていくことが合格へのカギです。
慶應義塾大学のIB入試に向けた正しい準備をしよう
慶應義塾大学におけるIB入試の合格戦略や、今からできる準備について解説しました。
まとめ
- IBの探究活動(EEやCASなど)に全力で取り組み、面接などのタネにする
- 自分の強みや得意な言語に一番合った学部を選ぶことが大切
- 最終スコアを踏まえたうえで、他大学との併願作戦を組むと安心できる
- 家庭での対話から本人の思考力を引き出し、面接や小論文の対策をする
- 1・2年生のときから、英語資格や書類作成の逆算計画を立てる

・慶應合格のためにもっとスコアを上げさせてあげたい!
・子どもに合った併願校の選び方がわからない…
・志望理由書はどう深掘りすればいいの?
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