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IBの基礎知識・制度

IBとケンブリッジの違いを比較!失敗しない選び方を徹底解説

IBとケンブリッジの違いを比較!失敗しない選び方を徹底解説

・IBとケンブリッジって何が違うの?

・うちの子にはどっちが合っているんだろう?

・大学受験で有利になるのかな…。

IBとケンブリッジの名前は聞いたことがあっても、中身やお子様との相性まで理解して選ぶのは大変ですよね。

この記事を読めば、IBとケンブリッジの違い・お子さんに合うプログラムの選び方・後悔しない選択をするためのチェックポイントがわかります。

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IBとケンブリッジの違いとは

IB(国際バカロレア)とケンブリッジはともに国際的な教育プログラムですが、目指すゴールが大きく異なります。

まずは、それぞれどのような教育プログラムなのかを整理していきましょう。

IBとケンブリッジの人物像の違い【全体を学ぶか専門特化か】

IBとケンブリッジそれぞれで、育てたい人物像が異なります。

IBの人物像:バランスの取れた、世界平和のためのリーダー

ケンブリッジの人物像:特定分野のスペシャリスト

このため、IBは教科全体の履修が必須で、ボランティアなど課外活動も必要となる総合力重視のプログラムです。

それに対してケンブリッジは、高校生のうちから3科目に絞り込み、大学レベルの内容まで深く勉強する専門性重視のプログラムになっています。

国語や数学などをまんべんなく学び、リーダーシップを磨きたいならIB、とにかく数学と物理だけ突き詰めたいならケンブリッジ、といった選び方です。

お子さんがいろいろなことに挑戦したいタイプか、それとも一つのことに没頭したいタイプかを見極め、どちらがいいか考えましょう。

大学受験におけるIBとケンブリッジの有利不利

IBもケンブリッジも国際的な教育プログラムですが、日本国内の大学を目指す上でともに武器になります。

最近では早稲田・慶應、さらに国立大学でも、IBの成績で受験できる「IB入試枠」が増えてきているのです。

なかには共通テストが免除されるケースもあり、有利に受験を進められる場合もあります。

一方でケンブリッジは、高校生のうちから大学1年生レベルの数学や物理を専門的に学ぶため、理系学部や医学部など特定科目を深く勉強する学部と相性が良いです。

国内大学に向いていないというように考えず、志望校のタイプで分けて考えるといいでしょう。

IBかケンブリッジどちらを選ぶべきかの判断基準

IBとケンブリッジのどちらを選ぶべきか迷ったときは、お子さんの性格や勉強スタイルに注目するのが一番です。

ここでは日々の学校生活を参考にしながら、お子さんにより合った方を見極めるための基準を紹介します。

グループワークが好き→IB|コツコツ独学派→ケンブリッジ

人と協力して作業するのが好きならIB、自分のペースで集中したいならケンブリッジが向いていることが多いです。

IBの授業はクラスメイトとのグループワークが中心ですが、ケンブリッジは学習計画に沿って勉強し、最終試験でハイスコアを取ることを重視します。

自分の考えをまとめたり、みんなの前でプレゼンしたりするのが得意な子はIB、テストに向けて計画を立て、コツコツ解くのが得意な子はケンブリッジがいいでしょう。

もちろん学校によって、校風や教育方針も異なります。

お子様がどのように勉強に向き合っているかを観察し、希望の学校のカリキュラムに合っているか確認しましょう。

教科の勉強に集中したい→ケンブリッジ

課外授業ではなく教科の勉強に集中したいなら、ケンブリッジの方が合っています。

IBの課題には、長期的にじっくり取り組むものが多くあります。

  • CAS(課外活動の記録)
  • EE(課題論文)
  • レポート
  • プレゼンの準備

ですので、どうしても教科以外の課題で予定が埋まってしまいがちです。

一方でケンブリッジは学ぶ科目が絞れ、IBのような活動もないので、自分のやりたい勉強に集中できます。

またケンブリッジでは教科を深く学ぶため、一般的な学校よりも深く学ぶことが可能です。

その分負荷もありますので、どのくらい深く勉強するのかをしっかり理解し、無理なく学習していきましょう。

親の英語力や参加の負担を減らしたい→ケンブリッジ

・自分の英語に自信がない…。

・共働きで学校の活動にあまり時間を割けない!

このような保護者様の場合は、ケンブリッジの方が負担が少なく安心です。

IBのEE(課題論文)やTOK(知の理論)といった科目は、保護者様にとっても、内容の理解やサポートが難しくなっています。

これらにお子様が苦戦したら、ご家庭でも難しい議論や英語でのサポートが必要な場面が出てきます。

一方でケンブリッジは教科学習で内容が決まっているので、学校によりますが、IBより保護者の負担は少なくなる傾向です。

塾などの力を借りる場面は出てくるかもしれませんが、親がどれだけかかわるかはIBとケンブリッジで異なることを覚えておきましょう。

国内IB校・ケンブリッジ校のエリア別学校リストと選び方

お子様の学習スタイルに合ったカリキュラムの学校が、通える範囲にあるかどうかも大切です。

実際にどのような学校があるのか、選び方のポイントと合わせて解説します。

日本国内の主なIB・ケンブリッジ認定校の代表例

日本国内でIB校が増えてきていますが、ケンブリッジを導入している国内の学校は多くはありません。

以下は地域ごとのIB校・ケンブリッジ校の例です。

エリアIB校の例ケンブリッジ校の例
東北宮城県仙台二華高等学校仙台育英学園高等学校
東京・都立国際高等学校

・都立国際高校玉川学園
・東京女学館中学校・高等学校

・工学院大学附属中学校・高等学校

・ムサシ・インターナショナルスクール・東京
神奈川・横浜国際高等学校

・法政大学国際高等学校
サンモール・インターナショナルスクール
関西・大阪府立水都国際高校(大阪)

・立命館宇治高校(京都)
アスコット・インターナショナルスクール・ジャパン(兵庫)

まずは通える範囲・寮の有無などの条件から候補を絞り、それぞれのカリキュラムを比較するのがいいでしょう。

全国のIB校を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

日本の高校卒業資格が欲しいかどうかで選ぶ方法

日本の高校の卒業資格を取得したければ、日本の一条校(普通高校)でIBコースを選ぶと安心です。

ケンブリッジ校の多くはインターナショナルスクールですが、インターでは卒業しても日本の高卒資格が得られないケースが多くあります。

そのため、インター卒業後に日本の大学に進学したければ、高卒認定試験を受けて合格しなければなりません。

その点、一条校のIBコースであれば、日本の高卒資格も同時に手に入り、国内大学の入試・公募推薦もスムーズに進められるのです。

卒業資格を取れるかどうかは大きな指針ですので、卒業後の進路を見据えて学校を選びましょう。

IB・ケンブリッジ選びで後悔しないためのリスク回避策

IBやケンブリッジを選んで進学した後に、お子さんが苦労したり、挫折したりしないか不安な保護者様も多いはずです。

IBとケンブリッジを選ぶうえでのリスク回避策をご紹介します。

IBからケンブリッジへの途中変更でのリスク・ベストなタイミング

IBは自分に合っていないかも…。

このように途中で感じてしまうIB生もいるかと思います。

その場合、コース変更自体は可能ですが、本格的な入試対策が始まる高校2年生以降のタイミングでの転向は避けた方がいいでしょう。

なぜなら、IBと通常コースでは授業の進み方や成績の付け方が全く違うので、新しい環境に慣れるまで時間がかかるからです。

切り替えがうまくいかず、成績ダウンや留年のリスクもあります。

コースを修正するなら、できるだけ早めのタイミングで決断することが大切です。

英語力が足りない場合のリスク・補習クラスの活用法

お子様の英語力が不安なら英語のサポート体制がどれだけ充実しているかをチェックしましょう。

もし英語力が十分でないと、様々なリスクがあります。

  • 授業や先生の話を理解できない
  • 友達との会話に入れない
  • 途中で挫折してしまい、学校に通えなくなる

このような状態を避けるために、英語補習クラス(EAL)という特別クラスのサポートを導入している学校もあります。

少人数での英語レッスンを受けられる学校では、数ヶ月で英語で話せるようになった生徒もいます。

学校見学に参加したら、もしもの場合にどのようなサポートをしてくれるのかを確認しましょう。

IBかケンブリッジかを見極めてベストな選択を

IBとケンブリッジの違い・選び方のコツを解説しました。

まとめ

  • みんなで議論するのがIBか、一人学習も多いケンブリッジか、学習スタイルに合う方を選ぶことがポイント
  • 国内大学の推薦枠を狙いたいか、特定の理系分野を学びたいか、志望校によっても異なる
  • 学費、親の関わり方、高校卒業資格を取りたいかもチェックポイント
  • もしもの時のサポート体制を知っておくことも大切

・どちらが向いているのか、プロの目で見極めてほしい!

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